【ブログ記事の書き方】読みやすい文章を初心者でも簡単に書ける方法

• 「どんな記事を書けばいいかがわからない…」
• 「読みやすい記事が書けない…」

こんなお悩みを抱えてたりしませんか？

でも安心してください。コツさえ掴めば誰でも分かりやすい記事を書けるようになりますよ！

このページでは、

ブログの収益化を目指している方や 最近WordPressで副業をスタートさせた方向けに、ブログ記事の書き方をご紹介しています。

ブログで実績を上げるためには、文章の技術やマーケティングなど多岐にわたるスキルを磨く必要があります。 しかし、最初からこれらすべてを習得しようとすると、書き始める前に挫折してしまいます。

この記事では、初めてブログを始める方でも戸惑うことなく、基本的な記事の書き方にフォーカスして解説します。

専門的な内容は控えていますので、ぜひ最後まで読んでいただければうれしいです。

もしまだブログの立ち上げや、WordPressの初期設定が完了していない場合は、次の記事もご参考にしてください。

≫≫カンタン10分！WordPressブログの始め方【図解で解説】

カンタン10分！WordPressブログの始め方【図解で解説】

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ブログを書く前に知っておきたいこと

まずは、ブログ記事を執筆する際に大切にしていただきたい３つのポイントを見ていきましょう。

• 読者目線を大切に
• いきなり書かない
• 記事はしっかりと読んでもらえない

読者目線を大切に

記事の中に、自分の思いだけを並べても、誰も興味を持って読んでくれません。

理由は、読者は悩みや疑問を解決するため、自分のニーズを満たすためにブログを訪れるからです。 記事を執筆する際には、読者が求めている答えを提供することが大切です。

いきなり書かない

ブログ初心者が行いがちな間違いの一つに、「いきなり記事を書こうとする」ことが挙げられます。

まっさらな状態から急に書き始めると、伝えたい内容がはっきりせず、まとまりのない文章になってしまうことがあります。

読者を満足させるためには、入念に準備をすることが大事です。 そこで、次のセクションではブログ記事を執筆する前に、どのような準備が必要なのかを解説していきます。

記事はしっかりと読んでもらえない

これは心構えの話になりますが

あなたが会心の出来だと思った記事を書けたとしても、ほとんどの読者はじっくりと読むことはありません。

その理由は、読者は自分の求める答えを「ただ」見つけようとするからです。

ただ文章を並べるだけでは、すぐに興味を失ってしまうかもしれません。ブログ記事には、読者を飽きさせない工夫や、重要なポイントを容易に見つけられるような配慮が必要です。

こうした工夫や配慮ができれば、文章がいまいちだと思っても気にせず公開してみましょう。60点や70点の出来であっても、記事の数を増やしていくことがおすすめです。

ブログ記事は、後から何度でもリライト（書き直し）することができるので、安心してください！

ブログ記事を書く前に準備する5つのこと

読者に満足してもらうために、書き始める前に下記を決める（理解する）必要があります

• 記事のコンセプト
• 狙うキーワード
• 読者の検索意図
• ターゲット
• 記事のタイトルと構成

①記事のコンセプト

まず一番初めに決めることが「記事のコンセプト」です。

「ブログ記事で何を伝えたいのか？」「記事を読み終えた後に、読者にどのような変化や影響を与えたいか？」

をハッキリさせましょう。

例えば、この記事のコンセプトは以下のように設定しました。

ブログ初心者に、記事の基本的な書き方を習得してほしい。

②狙うキーワード

次に狙うキーワードを決める作業を行います。

①で決めたコンセプトに関心を持つ読者は、一体どのようなキーワードで検索するでしょうか？

狙うキーワードの選定は、ブログのアクセス数に大きな影響を与えます。なぜなら、多くのブログ読者が検索エンジンから訪れるからです。

検索からのアクセスを増やすには、実際に人々が検索するキーワードで集客することが効果的です。需要の高いキーワードを狙って記事を書いていきましょう！

では、キーワード選定を行う際の手順を確認しましょう。

• サジェストキーワードを調べる
• 検索回数を調べる
• ロングテールキーワードを狙う

上記の目的は「検索需要があり、競合サイトがあまり強くないキーワードを選ぶ」ことです。
詳しく説明します。

サジェストキーワードを調べる

サジェストキーワードは、検索窓に入力したときに自動表示されるキーワードのことです。

試しにGoogleで「ブログ 記事」と入力すると、以下のようにサジェストキーワードが表示されました。

これらは、検索ユーザーが欲しい答えを見つけやすいようにGoogleが提案（＝サジェスト）しているキーワードです。

つまり、読者の検索意図＝サジェストキーワードを狙って記事を書けば、読者のニーズに応えられる可能性が高まります。

サジェストキーワードをスピーディーに効率よく調べるには、「ラッコキーワード」という無料ツールがおすすめです。

ちなみにラッコキーワードを用いて「ブログ 記事」で検索すると、次のような画面が表示されました。

検索回数を調べる

次に、先ほど決めたサジェストキーワードがどのくらい検索されているのかを調べます。

検索回数（検索ボリューム）を調べるには「Google キーワードプランナー」という無料ツールがおすすめです。

キーワードプランナーを利用するための事前準備
「Google広告のアカウント」を作成が必要です。手順は、公式ヘルプでご確認ください。

準備ができたらラッコキーワードで調べたキーワードがどれくらいのボリュームで検索されているか、キーワードプランナーで調べていきましょう！

検索ボリュームを調べる手順

1. ラッコキーワードで「全キーワードコピー（重複除去）」をクリック
2. キーワードプランナーで「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック
3. 1.でコピーしたキーワードを貼り付けて「開始」ボタンをクリック
4. 「月間平均検索ボリューム」をクリックして検索回数の多い順に並べ替え

ラッコキーワードで「全キーワードコピー（重複除去）」をクリック

ラッコキーワードで検索して、画面右上にある「全キーワードコピー（重複除去）」をクリックします。

「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック

キーワードプランナーで「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。

キーワードを貼り付けて「開始」ボタンをクリック

コピーしたキーワードを貼り付けて「開始」ボタンをクリックします。

「月間平均検索ボリューム」をクリック

「月間平均検索ボリューム」をクリックし、検索回数の多い順に並べ替えます。

ロングテールキーワードを狙う

ロングテールキーワードとは、複数の単語を掛け合わせて検索されるキーワードのことです。競合サイトが少ないという特徴を利用した戦略で検索上位を狙えるチャンスがあります。

今回の例では、以下がロングテールキーワードに該当します。

中でも、記事のコンセプト「ブログ初心者に、記事の基本的な書き方を習得してほしい」にふさわしい以下のキーワードを狙うことにしました。

狙うキーワード：「ブログ 記事 書き方」

検索ボリュームは月間「100~1000」と少ないので集客力は弱いかもしれませんが、ロングテールキーワードを狙うことには次のメリットがあります。

• 競合サイトが少ないため、検索結果で上位表示されやすい
• 検索結果で上位表示されやすいので、安定した集客が期待できる
• 3～4語の組み合わせなので、読者の「検索意図」が明確になる

読者の検索意図

ロングテールキーワードを狙うことで、読者の検索意図を具体的に想像しやすくなります。 つまり、読者がどういった目的でそのキーワードで検索するのかがわかってきます。

「ブログ」というキーワードだけだと検索目的がよくわかりませんが、「ブログ 記事 書き方」なら「ブログ記事の書き方を知りたい」という読者の検索意図がわかりやすいですよね。

冒頭で述べた通り、「ブログ記事は、読者が求めている答えを提供する」ことが大切です。 読者の検索意図を理解することは、読者が必要としている答えを把握することにつながります。

上位10サイトのタイトルや見出しには、いくつかの共通点が見つかるはずです。この共通点こそ、読者の検索意図を満たす上で重要となる可能性が高いわけです。

ターゲット

狙うキーワードが決まったら、次は記事を届けるターゲットを設定していきます。

そんな気持ちはよくわかるのですが、、、、

万人に受け入れられるような記事を目指すと、結局は誰にも共感されない内容になってしまいます。 ブログ記事は、たった一人の読者に向けて書く方が、その読者の感情に寄り添いやすく説得力が高まるのです。

ターゲットとなる読者には、顔が浮かび、性格や思考を具体的に知っている人物像を設定することをおすすめします。

具体的には以下のような人物像です。

• 昔の自分
• 友人、会社の人
• 家族、親戚

上のような身近な人をターゲットにすることで、その人がどのように考え、どのテーマに興味を持ち、どのような情報を求めるかをイメージしやすくなります。そして、その人に向けて語りかけるような文章を執筆することで、共感を得やすくなります。

ちなみに本記事は、次の人物をターゲットとして設定しています。

ブログを始めたいと思いながらも、右も左もわからない状況の過去の自分

記事のタイトルと構成

①キーワードをいれた記事タイトルを考える

まずは先ほど決めた、狙うロングテールキーワードを盛り込んでタイトルを考えます。

検索エンジンが読みやすいように、キーワードはタイトルの左端にいれます。

今回はキーワード「ブログ 記事 書き方」をシンプルに左端に入れて、コンセプト「ブログ初心者に、記事の基本的な書き方を習得してほしい。」が伝わるタイトルにしています。

今回のタイトル

【ブログ記事の書き方】読みやすい文章を初心者でも簡単に書ける方法

②記事構成とキーワードを入れた見出しを考える

それでは、次に記事の構成について考えてみましょう。

記事のタイトルと内容は、読者の検索意図に対する解答である必要があります。

キーワードが「ブログ 記事 書き方」なのに、記事の中身が高度なテクニックやデザインに関する話であれば、読者はすぐに離脱してしまうでしょう。

③リード文や記事にキーワードを入れ込む

タイトルと構成を考えたら、いよいよ記事を書いていきます。記事を書く時も、リード文や本文に適切にキーワードを盛り込みましょう。

ただし、記事の流れが崩れたり、読んでいて不自然な感じがするようなキーワードの入れ方は避けるようにしましょう。

記事は読者に価値を提供するために書かれているものであり、Google向けに執筆するものではありません。

せっかく内容が良くても読みやすさが損なわれていたら本末転倒です。

ブログ記事の文章に書くべきこと

構成やキーワードを盛り込むルールが分かったところで、内容の文章の中に何を書くべきか？を解説していきます。

書くべきことは、先に決めた「見出し」の内容を深掘りしていくこと。

文章を書くときのポイントは、以下の4つです。

• 読者に興味を持たせるリード文を書く
• 独自の意見や体験談を書く
• 型を使って書く
• 記事の最後に「まとめ」を書く

読者に興味を持たせるリード文を書く

リード文は、記事の冒頭にある文章です。読者が最初に目にする部分なので、ここは力を入れる必要があります。

リード文にどのような内容を書くかによって、記事の価値が大いに左右されると言っても過言ではありません。なぜなら、ブログ読者はリード文を読んで、その内容で記事を読み進めるかどうかを判断するからです。

リード文で「あなたが知りたい答えは、この記事を読めばわかるよ」というアピールを行ってください。

独自の意見や体験談を書く

ブログ記事には、あなた自身の経験や意見を示すことが重要です。

というのも、ブログの読者を増やすためには、ブログを「差別化」させることが大切だからです。

「差別化」＝「他のサイトと違うことを書く」と考えることもあるかもしれませんが、それだけではダメです。

• 実際の体験
• 自身の価値観
• 独自の主張

上記を盛り込んだ上で、他人が真似できない「独自の価値」を提供することで、真の差別化を図りましょう。

型を使って書く

ブログ初心者の方は特に、基本的な「型」を活用して記事を書くことをおすすめします。

よく知られる「PREP法」を使うことで、どなたでも、シンプルかつ説得力のある文章を書くことが可能です。

具体的には、以下の順序で記事を構成していきます。

1. P＝Point（結論）
2. R＝Reason（理由）
3. E＝Example（具体例）
4. P＝Point（結論の繰り返し）

記事の最後に「まとめ」を書く

記事を締めくくる「まとめ」には、読者に次の行動を促す内容を追加しましょう。

• 関連記事へのリンクを貼る
• オススメ商品の広告を載せる

読者が記事を最後まで読み切ってくれることは、その記事の内容に興味や関心があるということです。

ブログに記事が増えてきたら、関連する他の記事へ誘導してみましょう。その他の記事も一緒に読んでいただけるかもしれません。読者の滞在時間が長くなることで、検索エンジンからの評価が向上し、アクセス数の向上が期待できます。

商品を紹介する記事であれば、最後にもう一押ししてみましょう。読者は、購入すべきかどうか迷っていることが多いので、最後に背中を押してあげましょう。

読みやすい文章を書く７つのコツ

読みやすい文章を書くために以下のコツを意識してみてください。

• 文体を統一する
• かなと漢字のバランスをとる
• 専門用語、難読語はできるだけ使わない
• 文字を装飾する
• 箇条書きを使う
• 画像、図解を入れる
• リンクを適切に設置する

文体を統一する

ブログの文章を書くときは、文体「です・ます調」「だ・である調」のどちらかに揃えるのがいいですね。

です・ます調のメリット・デメリット

ですます調のメリットは、幅広い層に受け入れられる「安定感のある」口調であるということです。どの年代のユーザーがブログを読んだとしても、相手に嫌悪感を抱かせることはありません。

さらに、言葉遣いが丁寧になるため、読者に対して「やわらかい印象」を与えることができ、攻撃的でない表現が可能です。多くの人に受け入れられることを狙うのであれば、ですます調を使うことをおすすめします。

一方で、です・ます調のデメリットは、読者との距離が広がりやすいことです。これはブログに限らず、友達との会話でも、敬語を使うかどうかによって、友人との距離感がだいぶ変わるのがわかると思います。

同様に、ブログでもですます調を使うと、書き手と読み手の間に距離ができる傾向があります。

また、です・ます調では感情を表現するための言葉のバリエーションが制限されてしまいます。ですます調のブログでは、「やったー！合格したー！嬉しすぎる！」などの表現が難しいです。

です・ます調のブログ全体のイメージの中で、このような感情を表現する場合、「やりました。合格することができてとても嬉しいです。」と表現するしかありません。しかし、これではその時の興奮を十分に表現するのが難しいです。

「感情の表現が制限される」という点が、ですます調のデメリットと言えます。

だ・である調のメリット・デメリット

です・ます調はより人間らしい表現ができることがメリットです。

人間らしさを表現することで、読者は書き手に親近感を感じ、興味を持ちやすくなります。

さらに、「～である」という言葉は、読者に対して「たしかに、その通りだ」という印象を与え、記事に説得力を増すことができます。

デメリットとしては、一部の人には「高圧的だ」「話し方がニガテ」と感じさせることがあります。自分の意図する読者にとって、「だ・である調」が不快ではないかをチェックする必要があります。

自分らしさを表現することは大切ですが、過度に行うと読者にとって難しい印象を抱かせたり不快にさせるおそれもあります。

かなと漢字のバランスをとる

文章に使う漢字は、全体の20~30%を目安にすると読みやすくなります。

漢字が多い黒っぽい文章は、読者にストレスを与えてしまうため、漢字は多すぎず少なすぎずを意識しましょう。

専門用語、難読語はできるだけ使わない

専門家しか使わないような用語や、読みづらい漢字は、なるべく使わないようにしましょう。

どうしても使う必要がある場合は、注釈をつけたり、読み方を添えてあげると親切ですね。

文字を装飾する

文章を読みやすくするために、文字装飾をしてあげましょう。

とはいえ、装飾を多用するのは注意しましょう。 何色も使ったり、装飾が過剰な箇所があると、かえって読みにくさが増してしまいます。

箇条書きを使う

文章のポイントを簡潔に伝えるために、箇条書きを使いましょう。

箇条書きを使うと、文章のポイントを簡潔に整理しわかりやすく伝えることができます。

WordPressのメリットは自由にデザインをカスタマイズでき、無料ブログより収益化しやすく、ブログを完全に自分の資産にすることができます。

上ののわかりにくい文章が、箇条書きを使うと。。。。

画像、図解を入れる

ブログ読者を疲れさせないために、記事内に適度に画像を挿入してあげましょう。

アイキャッチ画像

アイキャッチ画像とは、その名の通り、読者の目を引くための画像のことです。通常、記事タイトルの下に表示され、またSNSでページをシェアされた際にも表示されるため、クリック率の向上が見込まれます。

図解

図解を利用することで読者に非常にわかりやすく伝えることができます。

例えばWordPressの解説手順を下記のように図解してあげて、簡単な説明を添えるだけで読者の理解度が大幅に向上します。

リンクを適切に設置する

特定のトピックが記事内で長文になる場合は、詳細は他のページで読んでもらってください。

説明を丁寧に行うことは大切ですが、文章が過度に長くなると読者の集中力が途切れてしまいます。

こんな場合、記事内での説明は簡単にしてあげて、詳細は別の記事にリンクする方法が考えられます。

また、参考になる外部サイトがある場合は、そのページへのリンクを追加することも考慮してください。

「もっと深く知りたい場合は、こちらのページをご覧ください」といった形で読者を案内してあげることが大切です。

まとめ

ブログ記事を書く際には、常に「読者目線」を意識してください。そして、 記事には読者が求めている回答を提示してあげることが重要です。

また、ブログ記事を作成する前に5つの準備すべきことを紹介しました。 しっかりと準備を行うことで、論理的な文章をスムーズに書くことができるでしょう。

文章を読みやすくするためのコツも紹介しましたが、 全てを同時に取り入れる必要はありません。少しずつ取り入れてみてください。