NFTってよく聞くけど何で売れてるの?
凄さがわからないから誰か教えて〜
そんな疑問をお持ちの方、結構いると思います。
僕もはじめは同じこと思ってました。
「なんでただの画像が数億円もするの?」「コピーされた画像と何が違うの?」と!
でも実際はそんなことないんです!
今回はそんな疑問を解消するため、NFTとは何なのか?なぜ売れるのか?完全初心者の方にもわかりやすく解説します!
この記事でわかること
- NFTとは何なのか?
- NFTはなぜ売れるのか?
Contents
NFTとは何なのか?
NFTは「Non Fungible Token」の略で、日本語に訳すと「非代替性トークン」という意味です。
NFT(非代替性トークン)とは、ビットコインやドル紙幣のように同じ価値を持つ代替可能な資産ではなく、それぞれ固有性を持つ特殊なトークンを指します。美術品や録音物、仮想現実の不動産やペットなど、固有性に基づいてデジタル資産の所有権を認証するために利用されます。
要は替えが効かない唯一無二のものってことですね。
仮想通貨の基盤となっているブロックチェーン技術を用いることで、写真やイラスト等に「唯一無二の価値」を生み出せるのがNFTです。
まだわかりにくいかもしれないので例を出して説明すると。。。。
例えば下記のNFT。
Beeple 「Human One」という作品ですが、なんと落札価格が「29億円」です!
チューリッヒ在住のライアン・ツアラー氏によって落札されたこのNFTは、ブロックチェーン上にてライアンさんのウォレット内にあることが記録されているので、誰かに盗まれたり複製されたりすることはありません。
ハッキングでもされない限り!
スクショとはどう違う?
でもスクショしたり、コピーできるけど、それとはどう違うの?と疑問に思う人も多いと思います。
僕も同じように思ってた!
上にもコピーした画像を貼っていますが、例えばこの画像が「唯一無二」の証明はできません。
「このNFTを持っている」と嘘をつくことはできますが、所有していることは絶対に証明することができませんよね。
Beeple 「Human One」に関しては、所有者のライアン・ツアラー氏だけはブロックチェーン上で記録されているので証明することができるのです。
NFTの技術を利用することで、写真やイラストといったデジタルデータに対して、「唯一無二の証明」を付け加えることができます。
NFTは画像だけでなく、音楽や動画、ゲームのキャラクターなど、さまざまな種類があります。
理論的にはデジテルデータであれば、なんでもNFT化することが可能です。
NFTはなぜ売れるの?
NFTはそれぞれに個性があり、人気の理由も様々です。なので、NFTはなぜ売れるのかの理由も1つではありません。
NFT市場はまだまだ発展途上なので、多くのアーティストや企業が付加価値をつけるために戦略を練っているフェーズです。
ここでは、僕が考えるNFTが売れる理由を4つ紹介しますね。
NFTが売れる理由
- デジタル作品でも本物とコピーを判別できる
- 市場規模が大きい・成長中
- 低コストで管理・維持ができる
- 投資的価値がある
デジタル作品でも本物とコピーを判別できる
NFTは、上でも述べたように「非代替性」という性質によって取引履歴が保存されていきます。
そして、デジタルデータであっても本物とコピー品の区別が付くといった特徴があります。
クリエイターからすると著作権を守る手段として画期的ですし、希少性が確実に保たれるので安心感が得られます。
保有者からしても「自分はこのNFTアートを所有している」ということが証明できて安心ですよね。
ちなみにEXILEのメンバーもNFTアートを収集している有名人のひとり。
#CHIMNEYTOWNDAO の #NFT プロジェクト #poubelle KI-KAN #5 のオーナーになりました!!
— 関口 メンディー (@mandy_s_mandy) September 3, 2022
デザイン、好きすぎる!!!
絶対…手放したく…ない pic.twitter.com/yHwIkCwyHX
このように、ネット上のデータに「唯一無二であること」が付け加えられることによって、希少価値が生まれ、収集家の保有欲も満たされるようになるのですね。
市場規模が大きい・成長中
NFTの中でも、特にアート分野などは国や言語などに影響されないため、世界的な広がりを見せています。
経済的な影響力が大きいアメリカやヨーロッパなどでもNFTは広がっており、アメリカではスポーツ関連、フランスではアート関連の発展が見られるなど、国によっても特色が出ています。
2022年に大谷翔平選手のNFT(画像)が10万ドルで購入されたニュースもありましたね
今後、企業を巻き込んでますます規模が大きくなっていくのは間違いないと思います。
低コストで管理・維持ができる
NFTはそもそもデジタルデータなので、古いものでも経年劣化することなく保存し続けることができます。
古い絵画などは、管理や維持も大変ですし、劣化したら価値が下がります。
NFTには劣化の心配がありませんし、管理費もほとんどかかりません。
場所も取らずに手間もかからないので、気軽に購入しやすいという特徴があります。
投資的価値がある
現状でNFT人気が出ている理由としては、投資的な目的で購入している人が多いからです。
今後NFTを欲しがる人が増えて需要が高まる期待や、技術が発展していき新たなサービスが出てくる期待など、業界が盛り上がっていくことに期待を込めて投資している人が増えています。
今は、作品自体の価値よりも技術に対する価値を感じている方が多いと考えられるでしょう。
まとめ
NFTとは、そしてNFTがなぜ売れるのかを説明していきました。
上でも述べたとおり、NFT業界はまだまだ発展途上中です。
今のうちに参入して先行者利益をゲットするのも手かもしれません!
最後まで読んでくれてありがとうございました!